会津の思い出セット
会津三縁起と赤べこ
山田民芸工房製作
父の書斎に飾ってありました。随分前に売られていたものかと思います。
山田民芸工房は現存しておりますがこの思い出セットは無いかもしれません。大変貴重だと思います。
少し色褪せておりますが壊れてはいません。
「会津三縁起」と呼ばれる「起き上り小法師」「風車」「初音」は会津伝統の縁起物で、福島県会津若松地方で、安土桃山時代の頃に領主の蒲生氏郷公による殖産振興のため、職人を呼び寄せ藩士に玩具・人形を作らせて正月に売り出すようになったのが始まりです。そのなかの一つ、起上り小法師は達磨のような形の小さな張り子人形で、最も歴史が古いといわれ、古くから縁起物として親しまれてます。七転八起といって転んでも転んでも起き上がるところから、体は小さいが健康忍耐をあらわし、また家族や財産が増えるよう家族の人数より一個多く買い、家内安全・無病息災を願って神棚に飾り正月を祝う風習があります。現在、昔ながらの起上り小法師を継承している山田民芸工房は昔から変わらないやり方で一つ一つ手作業で制作にあたっています。
箱サイズ
10.5cm7.5cm2.8cm