Markbass発の真空管プリアンプになります。
【程度・付属品】
2024年5月27日に¥67,320で新品購入し、数回自宅にて繋げた後、元箱にて保管していた為、程度は良いと思います。電源、コンセントのアタッチメント、保証書、マニュアル、カタログ類全て完備しております。ただ、ゴム足は本体裏面に貼り付け済みです。ボードに入れませんでしたので、マジックテープなども貼っておりません。元箱に収納し発送しますので、新品購入をご検討の方にもオススメです。
【所感】
真空管の温かみや反応の速さを感じられる点、「歪ませた」のではなく「歪んでしまっている」ようなサチュレーションを作れる点が1番のポイントだと感じました。また、4バンドパライコの効きは良い(良すぎてフルだと破綻しそうですが…)のですが、基本的に3種類のプリセットスイッチの切り替えだけでEQフラットで簡単にチューブアンプライクな音作りができました。歪みスイッチを踏まずともゲインとマスターボリュームでオーバードライブサウンドが作れるので、2種類の歪みとブーストスイッチを使うと踏み換えで4種類の音が出せる点もメリットです。個人的にはOLDモードでハイミッドちょい上げのサウンドが好きでした。
【合う人・合わない人】
普段Little Mark Vintageのヘッドを使っていて、「プリ部をコンパクトに持ち運びたい」という人に1番マッチしていて、原音重視だけど真空管の温かみだけが欲しかった自分には少々クセが強くマッチしませんでした。サンズアンプやMXRを使っていて、もっと有機的で温かみのある音作りがしたい、古めのロックバンドをされてる方にもマッチしていると思います。ダークグラスのようなハイファイで現代的な歪み方はしないので、単体でゴリゴリに歪ませたい方にはオススメできません。他に似たプリアンプはなく、メーカーの狙いどころもなかなか良いなと思いました。割とクセは強い方なので、一度楽器店で試し弾きされてからご自身の音やジャンルとのマッチングを確かめた上で、購入して頂いた方が安心だと思います。
下記サウンドハウスからスペック等をご確認ください。購入時、ユーザーレビューも役立ちましたので、ご参考に。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/289339/