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■イエスの生涯
イエス・キリストとは、イエスが個人名で、キリストは称号で「神による救いのメシア」を意味します。
旧約聖書には、預言者ミカによる救世主の予言が残っています。イエスはこの予言どおり、ユダ族の相続地のひとつでダビデ王の出身地ベツレヘムで生まれたとされています。
新約聖書マタイ伝には、キリストが生まれた時、東方の博士たち(マギ)が星の配置に導かれてベツレヘムに到着し、幼子イエスに黄金・乳香・没薬を捧げて礼拝したと記されています。
母マリアは結婚前に聖霊を宿し懐妊します。ルカ福音には、婚姻前に天使ガブリエルが現れマリアに「あなたは身ごもって男の子を産む。その名をイエスと名づけなさい。」と告げたと書かれています。
婚約中の妊娠は、ユダヤ社会では姦淫罪(不貞)として石打ちの刑に処されることくらい重大な不名誉な事件でした。養父ヨセフは、離縁を考えますが、天使から「ダビデの子ヨセフよ、マリアを妻として迎えることを恐れてはならない。彼女の胎に宿っているのは聖霊によるものである。」との啓示を受け、我が子として育てる覚悟をします。
イエスはヨルダン川でヨハネから洗礼を受け、その後、聖霊に導かれて荒野へ行き、40日間の断食と悪魔の誘惑の試練を乗越え霊的な備えが整ったとされます。その後「ガリラヤでの宣教」が始まり、宣教活動の中で12使徒が召命され布教に加わりました。
この活動の中で、数々の奇跡が起こります。カナの婚礼で水をぶどう酒に変える、五千人へのパンと魚の給食、目の見えない人の目を癒す、悪霊に取り憑かれた人を解放する、死者ラザロの復活等です。
一方で、福音書には、イエスが弟子たちに自分が苦しみを受け、殺され、三日目に復活すると繰り返し語る場面があり、イエスは既に死を自覚してことがわかります。
イエスの奇跡と言動は、宗教指導者たちに神を冒涜する者と見なされ、政治的にもローマへの反逆と解釈されました。イエスは、衆議会の裁判にかけられたあと、ローマ総督府に引き渡されゴルゴタの丘で磔刑に処せられました。
イエスの遺体は、十字架から下ろされ墓に埋葬されましたが、予言どおり3日目に復活し弟子たちの前に現れました。イエス復活により神の計画が完成し原始キリスト教が形成されました。ユダヤ教から興ったキリスト教は、今や世界総人口の約33 %を占める世界宗教となって広がっています。