昭和30年代に造られた小石原焼・圭秀窯の『ご飯茶碗 三膳セット』です。
各々 径・約11.8cm 高・約6.0cm
枡形という絵柄も、グレーを基調とした色彩も、また高台が比較的高くシャープな逆三角形を描いた形状も、全てが古風でまさに“高度経済成長期のモダンさ”を彷彿とさせる“昭和レトロ”の逸品かと存じますm(_ _)m
枡形の絵柄も高台部分の格子柄も全て“手描き”で一つ一つ微妙に異なります。
なお基本的に未使用の長期保管品と思われますが、残念ながら保管中に生じたと思われる2cm程度のヒビが1膳に認められます(表裏貫通しておりますのでスレではなくヒビと思いますが、実用上は特に問題ない程度かと思われます)。
また、全て圭秀窯の作品ではありますが、なぜか2膳と1膳で陶印の形状が異なります。
これらは画像に掲載しておりますので、宜しくご確認下さいませ。
さらに、重ねて保管していたため3膳とも全体に僅かにスレも認められます。
しかし、目立つカケやキズはなく、製作年代を考えるならば比較的状態の良好な美品であるかと思います。