ミノルタが1963年から発売したミノルタ初のハーフサイズカメラであるミノルタレポのなかでも希少なブラックとなります。
当時は、オリンパスやリコーのハーフサイズカメラが多く販売されたようで、ミノルタ製のハーフサイズカメラは現在ではそもそも希少です。
ハーフサイズカメラとは、35mmフィルムを使用して、通常の2倍撮影ができるカメラで、例えば36枚撮りフィルムであれば72枚の撮影が可能でフィルムが高くなってきたなかでは経済的です。
撮影はカメラをそのまま構えると縦位置写真となるため、横位置写真を撮影したい場合はカメラを縦位置に構えることになります。
サイズはおよそ107×66×46mm、重量はおよそ400gの軽量小型のフィルムカメラです。
セレン光電池による追針式露出計により、赤色の指針に緑色の指針をあわせて露出を適正にする仕組みです。
距離は前玉回転式の目測式となります。
動作確認については、セレン光電池は光量に応じて作動、シャッター、フィルムカウンター、露出を合わせるための緑色の指針はいずれも作動しております。
外観は多少キズはありますが、経年レベルでいえばキレイだと思います。装飾の黒いシートの端が少し剥がれかけています。
内部の側面が少し錆びていますが、実用上は影響ない場所と想定されます。
レンズカバー、ストラップは綺麗です。
ソフトケースは内部は劣化していますが、使用することは可能です。
なお、フィルムを入れて実際の撮影はしていないので、その点はご了承ください。
他のサイトでも出品していますので、まずはコメントをお願いします。
その他特徴...ハーフサイズカメラ