SEIKO ソノーラ Sonola トランジスタ スイングアーム カレンダー機能付 珍しい稼働中の製品
サイズは約42x25.6x8cm程度。
毎正時にその数を打ちます。
長期保管品で傷や汚れはあり。
という条件で入庫しました。
店主自身も元々電池時計は流石に無理だろと考えていました。
その理由は、
①電池BOX内は当時の電池の液漏れで腐食しているはず。
②30-40年前のモーターが動く訳が無い。
最新のスワイプクォーツムーブメントに取り替え前提でした。
試しに単1電池2本を入れて、時計回りに長針を回して12まで来るとなんとストライク音が響きます。
これはと思ってスイングアームを振るがNG。そうだよな。と思いながら分解を始めました。
一般的にゼンマイ時計はガンギ車とアンクル(面倒なのでRAABでは一括で“カム”と呼ぶ)のカチコチを振り子からのリンクを通してコントロールします。
これに対して、ソノーラは
①左右の電磁力でスイングアームを振り、上部でコマを押してギアを回します。写真参照)
②長針が12に来るとスイッチが入ってトランジスタ回路でストライクハンマーに対して打つ回数を指示。
③カレンダー機能はゼンマイ式と同様で、夜中にくるっと日付と曜日を回す。
これら3つの動作で、トランジスタ カレンダー付き時計として成立しています。
システムが分かれば、後は調整有るのみで、動きの悪い部位に注油してスムーズに動くように成りました。
フェイスには表面の欠けが見られますが、経年の劣化と許容してこのままいきます。
オーナー様は時計の設置時に、
①単1電池2本を裏面の電池BOXに入れる。
②壁または柱の垂直性、時計左右の水平性を見て頂くだけです。
(平たく言えば、スイングアームが左右の電磁石に干渉しないか見る。)
*カレンダー柱時計は24時間式で稼働します。1時付近でカレンダーが動けばAMで、動か無ければPMです。長針を時計回りで回してご確認ください。
*カレンダー機能の無い一般的な柱時計は12hx2回で稼働します。
当方は売りっぱなしでは有りません。お譲りしてから稼働までメッセージ欄でサポート致します。
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初心者の方でも安心してお求め下さいませ。 店主