繊細な線が美しい120年前のアンティークの図版。
しっかりと厚みのある紙に、丁寧に刷られています。
この図版は、1904年にイギリス(エジンバラ)で出版された、PUGIN, A. WELBY著
【Fifteenth and Sixteenth Century Ornaments. ~15世紀と16世紀の装飾品】初版の一葉です。
タイトルは
""Phialae~聖杯”
Phialae(フィアレ)は聖杯のことで、キリスト教の儀式における祭具として、葡萄酒を入れるためなどに使用されます。
曲線が生かされたエレガントなデザインの1枚。
作者はAugustus Welby Northmore Pugin~オーガスタス・ウェルビー・ノースモア・ピュージン
フランスとスイスの血を引くイギリスの建築家、デザイナー、芸術家、評論家で、※ゴシックリバイバルの第一人者でした。
彼はイギリスの多くの教会設計に関わり、有名な作品としてはロンドンのウェストミンスター宮殿の内装やビッグ・ベンとして知られる時計塔などがあげられます。
※ゴシックリバイバルとは、18世紀後半から19世紀にかけてイギリスを中心に興った建築やデザインの運動で、中世ヨーロッパのゴシック様式を現代に取り入れることを目指しました。ネオ・ゴシック建築とも呼ばれ、産業革命による工業化や都市化への反応として、伝統的な建築の美と精巧さを再現することで人間の手による美の追求を表現しました。
100年以上前のものなので、汚れや傷み(少しの穴や破れ)等がございます。
そのような点をご理解頂いたうえでご購入ください。
最後の画像は参考用です。商品は1枚ですのでご注意ください。
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サイズ:287mm×218mm
■手作業で裁断しているため、多少の誤差についてはご容赦ください。
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