★ユーズド商品です。
無疵で使用感なく、水漏れや歪みはないので、拡大画像でご確認下さい。
☆寸法
高さ22.5cm 幅38.8cm 蓋径28.6cm 共箱・布
※色の深い黒真塗です。
※吊釜の頃に置水指点前のお道具組にいかがでしょうか!
◆大井好雲斎
加賀蒔絵の伝統工芸師。
昭和5年生まれ。
加賀蒔絵で最高技術者の故・松田権六(人間国宝)に師事。
●大口(おおくち)
水指などに水を注ぐ片口状の木地曲物ですが、横手が付いておらず、口が丸いもので、これを水指として見立てて用いたものです。
大口は、口が大きいところから大口と呼ばれ、「おおぐち」ともいいます。
大口は、昔は一旦漉した水を大口に貯え、それを水指や釜に移し替えたといい、利休形の水漉は大口にかかる寸法にできています。
大口は、如心斎が席中に水指しとして用いたと伝えられ、表千家では春先のころ置水指として用いられます。
大口は、宗旦好みの黒塗大口があり、表千家十二世惺斎敬翁宗左が溜塗で蓋裏と内側に海松貝(みるがい)金蒔絵で好んでいます。
『茶道筌蹄』に「大口 好なし、元来水遣の具にて釜仕かけの節カマへ水を入れ水指へ水を入るヽ器なり、水指にもちゆるは如心斎より始る、昔の切立か」とあります。
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