[ 製品番号 ] 33-100112_a4
[ サイズ ] 21×29.7cm
[ 材質 ] 半光沢紙0.26mm厚
[ 発送方法 ] クリックポスト
[ 他のターナー作品 ] 検索⇒ rossografico ターナー
────────────
◆部屋に歴史を宿す。ローマの光が彩るタイムレスな空間◆
朽ちゆく遺跡と、そこに差し込む光の調和は、私たちに廃墟の持つ独特の美しさと、時間の流れがもたらす詩情を感じさせます。
────────────
【アーティスト】
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー [ Joseph Mallord William Turner ] (1775-1851)
光と色彩を自在に操るイギリスの風景画家であり、「光の画家」とも称されます。彼の描く嵐や海、夕暮れの空には、自然の壮大さと人間の小ささが詩的に込められています。晩年になると風景はますます抽象化され、印象派の先駆けとも言える革新的な表現に到達しました。幼い頃から孤独とともに育ち、生涯にわたり自然への畏敬と感情を描き続けたターナーの作品は、風景を越えて心の奥深くに触れる力を持っています。彼の絵は、今もなお多くの人の魂を照らし続けています。
【作品概要】
Modern Rome ? Campo Vaccino (1839)
ローマの古代遺跡が広がるこの風景は、悠久の時を超えて存在する歴史の重みと、そこに生きる人々の営みが、光と霧の中に溶け込んでいます。画面全体を包み込むような柔らかな光は、単なる物理的な光ではなく、歴史の積み重ねが放つ輝き、そして人々の記憶が織りなす物語を象徴しているかのようです。
崩れかけた円柱や遠景に見えるドームは、かつての栄光を偲ばせると同時に、時間の流れの中で全てが移り変わっていくという無常観をも感じさせます。しかし、その中に息づく人々の姿や、草を食む動物たちは、どんな時代にも変わらない生命の営みを静かに伝えています。ターナーは、過去と現在が交錯するこの場所で、移ろいゆく美しさと、人間の営みが織りなす詩的な情景を見事に捉え、観る者の心に深い感動と感慨を呼び起こすのです。
-----------------------
ターナーの「近代ローマ ― カンポ・ヴァチーノ」は、古代遺跡が広がるローマの風景画であり、その歴史と光、そして霧の表現が際立つ傑作です。1839年に描かれたこの作品は、英国風景画におけるロマン主義の代表的な美術で、その絵画はアートとしてインテリアに芸術的な雰囲気をもたらします。飾りたいリビングや寝室などの空間デザインをおしゃれに演出する壁掛けアートとして、静謐な美しさで空間を満たします。
【材質】
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。