【藤田嗣治】 1926年作 エッチング 「お梅さんの三度目の青春」限定458部 アンティーク
【作家略歴】
◆作家名：藤田嗣治（ふじた つぐはる／1886-1968）
◆作家略歴：1913年に渡仏。乳白の地に面相筆で線描する独自の裸体画が西洋画壇の絶賛を浴び、エコール・ド・パリ（パリ派）の寵児として不動の地位を確立。近代を代表する画家の１人として評価されている。1920年頃からは書籍の仕事に力を入れるようになり、ロティをはじめピエール・ルイスなど数多くの文学作品に挿絵版画を提供している。
【作品の説明】
◆作品名：お梅さんの三度目の青春「支度」
　Pierre Loti(ピエール・ロティ)著の挿画本 『お梅さんの三度目の青春』（1926年刊・限定458部発行)の挿絵として、藤田が手掛けた17枚のうちの1点でありオリジナルです。
◆技　法： エッチング　　◆サイン：挿画本中の1枚で版上サイン　　◆エディションNo.：不明／458 　◆イメージサイズ：215mm×165mm (多少の誤差あり。数値は窓枠内のもの)　　◆額装サイズ：375mm×323mm (多少の誤差あり)
◆作品状態：作品部分は100年近く経過した割には汚れ・ヤケ等もなく比較的良好です。マージン部分もシミなどもなく良好です。（画像参照ください）　
◆額装状態：長期保管品ですので、金属枠の所々に汚れや傷が見られます。また、経年劣化による枠のガタ付きからか上部の枠部分がセロテープで固定修復されてます。マット部分には時代なりのヤケやシミが一部見られます(画像参照ください)。前面にガラスあり。箱には汚れ・破れ・テープ補修あり。
◆真贋保証：真作保証致します。
◆配送料金：無料（出品者負担）
　『お梅さんの三度目の青春』は、海軍士官として二度にわたって来日したフランスの作家ロティによる、当時の日本文化や日本人女性の姿を西洋の視点で捉え描写した小説です。458部限定本の中の挿絵であり、作家存命中のオリジナル作品で貴重なものです。国立西洋美術館でもこのシリーズの1枚を所蔵しています。(”国立西洋美術館　お梅さんの第三の春”で検索を)
　制作後100年近く経過したアンティーク作品であり、何度かは人の手に渡ったものです。時代なりのヤケ・汚れ・傷等が見られますが、アンティーク品やヴィンテージ品、お好きな方お願いします