五年くらい前に、京都の某絞屋で偶然発掘した1本です。
幻と言われる両面染の籠染。
職人さんの引退に伴い、下請が廃業され今ではもう生産されていません。
小さい柄×小さい柄、はオークションなどでもまだ見かけますが、
主役にもなれるモチーフの大きさ同士の裏表は本当に貴重です。
竺仙の価格は柄行きに左右されていると言っても過言ではありません。
私自身も何枚か仕立て上げて所持しておりますので、
お探しのかたに是非、お求め戴きたい逸品です。
色は一枚目の画像が一番近いです。
濃紺地に水色の花車と立涌模様が施された浴衣です。
写真、ライトで色が飛んでしまいました。