NWA3341 隕石　　
タイプ Achondrite（lodranite）隕石
発見地 Morocco
発見日時 2001
状態 スライスまたは断片
ケース 約 40ｘ40ｘ17ｍｍ


このNWA 3341隕石は、ロードラナイトと呼ばれる非常に奇しい原始的な無球粒隕石（Primitive achondrites）の一種です。

この隕石は2001年にモロッコのリッサニで発見されました。

そして、ロードラナイト（Lodranite）とは、隕石の中でも非常に稀な種類です。全隕石の中でロードラナイトが占める割合は、約0.1%未満とされています。隕石には多くの種類があり、ロードラナイトはその中でも特に珍しいものの一つです。



特徴
質量: 91グラム
形状: 長さ約5cm、直径約2cmの細長い形状
外観: 融合殻は変質しており、
　　　赤みがかった暗褐色。
表面にはレグマグリプト（隕石の表面に見られるくぼみ）が見られました。

鉱物組成
オリビン: 41.4%
オルソ輝石: 32.1%
クロム鉄鉱: 4.4%
リン酸塩: 3.0%
カマサイト: 5.2%
トロイライト: 6.1%
長石: 0.5%

この隕石は、地球外の物質の研究において非常に貴重なサンプルです。特に、原始的な無球粒隕石としての特徴を持ち、太陽系の初期の形成過程や進化についての理解を深めるための重要な手がかりを提供します。

コレクションのひとつにふさわしい隕石を
如何でしょうか?





種類...鉱物標本