龍村美術織物の創業者である龍村平蔵氏の系譜を受け継ぐ龍村晋謹製、傳匠名錦の袋帯です。
龍村晋は正倉院裂の復元をはじめ、染織工芸に対する功績により美術院恩賜賞を受けた初代龍村平蔵の三男です。
90年の生涯を帯の創作一筋に打ち込み、帯柄は五百柄に及びます。
遠くシルクロードの果て、ペルシャ、更にヨーロッパまで題材を求め古代の文様を帯に再現し、匠の技と芸術性を実用品として創り上げた至高の帯として「伝匠名錦」を作り上げました。
蜀紅錦(しょっこうにしき)とは、中国蜀の首都であった成都で製作された錦をいい、木瓜形や四角を組み合わせて、その内外に花・七宝などの文様を配した、蜀紅型といわれる文様です。
名物裂文様の中でも、帯の図案としてよく取り入れられる人気の高い柄です。
しなやか、かつ重厚な織、派手さを抑えた彩りで、重厚感ある文様です。
伝統ある風雅な文様美は見るほどに奥行きを増して艶やかに、それでいて揺るぎない品格がございます。
たれ先中に作家物の落款と銘が配されています。
訪問着、付け下げ、紋付色無地などフォーマルからセミフォーマルに合わせてご愛用いただければ幸いです(^^)
●和色:
黄橡 (きつるばみ)に近い黄土色です
●サイズ:
長さ 約438cm
幅 約31cm
素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。
●素材:
正絹
●状態:
軽く合わせた程度の薄い折り目がありますが、綺麗で状態は大変良好です。
美品ですが中古品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。
●その他、注意事項:
お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。
他にも着物、帯、和装小物、アンティーク、ブランド作家など多数出品中です♪
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