老舗ブランド竺仙の、綿縮の高級浴衣地反物です。
銀座きしやの反物です。(今銀座の店は有りません)
シンプルな柄で浴衣と言うより半襟を重ねて単衣のお出かけ着でしょうか。
紺色ですが織り模様と縮の地が藍色に深みを与え高級感が有り紺色が夏場に清涼感を感じさせます。
紺地(②③④が近いでしょうか)ですがよく見ると織り柄が入って紺地に深みが加わっています。
写真全ての色をご覧下さい。
さやま縮、明石縮は特に高級強撚糸を使用して涼感を出しています。
番手の違う糸を使用し緯糸に強く撚りをかけ縮のシボを出させた糸の復元力を利用した縮のしぼです。
糸の撚りの強弱で生地の風合いが決まり、竺仙では強撚糸にして涼感を強調しています。(反物付属竺仙記)⑧
しかし竺仙縮は現在はもう無いと聞きました。
手間もかかり高価になる為でしょうか。貴重な品だと思います。
長期自宅にて保存していた品物です。
目視ですが反物には色褪せ、傷、シミ、等は見当たら無いと判断しましたが再度丁寧に確認しましたら折り畳んだ反物の表面(反物の中では無く始めの部分で仕立てには問題無いと思われる箇所だと思います)だけに薄い取れそうな1㎜前後の写真にも写らない程の点様の薄いシミ数個に気付きました。⑨⑩⑪
私感ですが、気を付けて見ませんと見落としてしまう程の物で地の色は全体同じで綺麗ですがしかし此れを気になる方には向きませんので写真にてご覧下さい。
上記写真と共に見て頂きご理解納得されましたら御購入ご検討下さい。