かっちりしたものタイプではなく、やさしくやわいかんじの手捏ね急須です
丁寧に使われてきたのでしょう。使い込まれてはいますが、欠けもなく非常に美品です。取っ手にヒビに見えるような箇所がありますが、手捏ねによるツナギ目です
かなの和歌は漢字を当てるので読みやすいようにひらがなで書いておきます
ひとむらの けむりとみえし ふるさとの かわに たちたる
やなぎ しげる あお
以下ネット引用です
大田垣蓮月:幕末・明治の歌人。自詠の歌を彫った陶器をつくり、蓮月焼として世に知られた。夫と死別後、神光院月心の門に入り尼となり、陶芸と歌を詠み生涯を全うした。