里帰り品(Nipponもの)です。
*Nipponもの(裏印にNipponとある)
明治大正期に外貨獲得の為に日本から海外に輸出したもので、当時日本市場向けは天皇家や貴族しかありませんでした。
米国の関税局が1921年に「Japan」表記にさせました。
現在日本では 英語でJapanは当たり前ですが、Nipponものを作っていた時代は違いました。
母は米国のアンティークモールで器に出会った時 「何故Nippon?」と思ってオールドノリタケの研究を始めました(^-^)
この器はNippon物のrising sun(1911-1921)です。
エナメルの盛上げが美しく、金彩はなくとも華やかさを出しています。
枝が伸びているところがいかにも日本らしい(ジャポニズム)ですね。
スナックディッシュとはカナッペをのせたり、上段にオリーブ、下段にチーズなどオードブルをのせる パーティディッシュです。
私は上段にアボカドディップ、下段にトルティーヤチップを置いたりしました(^o^)
径 22.5cm 高さ 約6cm
100年以上の年代ものゆえ 擦れ、釜傷や「でも白」(当初からの、真っ白ではない生地)にご理解の程お願い致します。
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