【べらぼう】蔦屋重三郎 狂名「蔦唐丸」作 狂歌 書道作品 筆文字作品
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大河ドラマ【べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜】で横浜流星さんが演じる蔦屋重三郎の別名、狂名「蔦唐丸(つたのからまる)」で書いた狂歌を書道作品にいたしました。書道歴15年の師範です。

・横29.2cm✕縦26.2cm(色紙サイズ)
※色紙サイズの半紙に書かれた作品です。
・フレーム付き
・スタンドはついておりません。
・壁に直接立てかけるか、壁掛けにできます。
・紐は付属しておりません。

狂歌は、和歌のなかに滑稽(こっけい)や諧謔(かいぎゃく)の精神を盛り込もうとする戯れ歌(ざれうた)です。 江戸では明和年間(1764年~1772年)に始まり天明年間(1781年~1789年)に完成しました。

【狂歌】
青本の春は来にけりひとはけに
霞むいなたの山東より

(歌意)
山の東の佐保姫が一刷毛に春をもたらしたように、青本の繁昌期を迎えた。
(裏意)
手鎖の処分をされて霞んでいた山東(京伝)にも一気に青本の春が来た。

『青本』
赤本と黄表紙との中間に介在、黒本と前後して流行した草双紙。萌葱色の表紙を用いた。多く歌舞伎または浄瑠璃・歴史・伝記物の梗概を材料とし、五丁を一冊、数冊を一部とする中本形のもの。草双紙の総称に意も。

『山東』
山東京伝。京伝は江戸後期の戯作者・浮世絵師。初め北尾重政に浮世絵を学び北尾政演と号、のち作家となる。作は黄表紙「御存商売物」「江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)」「心学早染草」、読本「桜姫全伝曙草紙」「昔話 (むかしがたり)稲妻表紙」、洒落本「通言総籬(つうげんそうまがき)」など。(1761~1816) 寛政の改革により幕府の風紀取締りが厳しくなった。寛政3年(1791年)には山東京伝の洒落本・黄表紙が摘発され重三郎は過料、京伝は手鎖50日という処罰を受けた。(しかし京伝は寛政3年の手鎖のあとにも多くの黄表紙戯作を刊行している。)

『いなだ』
鰤(ぶり)の小さいもの。夏に多くとれる。出世魚。「いやだ」のもじり。「いなだと云って烏賊ねえそうだ」人心覗機関二丁。(江戸語の辞典)




- フレーム素材: 木製
- 作品スタイル: 書道
- 色合い: 黒と白
- 印章: 赤色の印

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