Yamaha RX-15リズムマシン　MIDI接続対応
オリジナルパターン作成可能　動作品　NCNR
リアルなドラム音源　名機

​今の洗練されたデジタル音源とは一線を画す、独特の「太くて、少しザラついた質感」は、一周回って今の音楽制作においても唯一無二の武器になります。
​80年代の空気を封じ込めた「12bit」の魔法
​RX15の最大の魅力は、その音色にあります。

​12bit PCM音源の質感は、現代のハイレゾ音源のようなクリアさはありません。しかし、その少し粗いサンプリングレートが、ドラム音に独特の「パンチ」と「硬さ」を与えています。特にスネアの「バシッ！」という響きは、ゲートリバーブをかけたくなるような、まさに80年代そのものです。

​時代を感じる「無骨な操作感」
​現代のDTMのように画面をポチポチするのではなく、ボタンを「叩く」感覚がRX15の醍醐味です。
​硬いラバーパッド: カチカチとした押し心地のボタンは、まさに「楽器を操作している」という実感をくれます。

​リアルタイム・レコーディング:
クオンタイズ（リズムの補正）をかけながら、自分の手でリズムを打ち込んでいく楽しさ。完璧すぎない、絶妙な「ズレ」がグルーヴを生み出します。
​ローファイ（Lo-fi）ヒップホップやシンセウェーブ（Synthwave）を作っているクリエイターの間で、こうした古いリズムマシンの価値が再評価されています。

​ミックスに埋もれない個性:
どんなに高価なソフト音源でも再現しきれない、実機特有の「ローエンドの重み」があります。
​インスピレーションの源:
制約があるからこそ、クリエイティビティが刺激されます。限られた音数（15音色）の中でどうやってカッコいいビートを作るか、というパズル的な楽しさがあります。