沖縄手織りの中でも最古の1つで、自然に育まれた「幻の布」と呼ばれる、重要無形文化財・喜如嘉の芭蕉布の夏用なごや帯です。
芭蕉布とは、沖縄本島北部にある、大宜味 (おおぎみ) 村の喜如嘉 (きじょか) を中心として作られている織物です。
芭蕉布は、バナナの仲間である糸芭蕉 (いとばしょう)の繊維が使われており、糸芭蕉の栽培から生地の仕上げまでの全工程をこの地域で手作業で行います。
糸芭蕉から繊維を取り出し、根気づよい作業と繊細な手仕事を経て、糸を作り、織ります。
芭蕉の収穫から、織上がりまでには数年がかかり、一切大量生産ができないため、希少性が高い織物としても認知されています。
すべてを地元で採れる自然の材料で、今でも昔と変わらない手作業の中で生みだされる「芭蕉布」は国の重要無形文化財となっています。
経緯糸ともに手績み芭蕉糸100%を使用し、草木染、手織りで作られた沖縄を代表する夏の織物、芭蕉布。極小さな糸の繋ぎ目がそこここに顔を覗かせる野趣あふれる布味が特徴です。
芭蕉布の風が抜ける自然布ならではの涼やかさは夏物の醍醐味です。
沖縄の風土が感じられる希少な織物を、お手持ちの上布や麻、夏紬、紗など薄物着物に合わせてご愛用いただきましたら幸いです(^^)
●サイズ:
長さ 約374cm
幅 約31cm
素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。
●素材:
芭蕉布
芯入り仕立て
●状態:
使用感もなく綺麗で状態は大変良好です。
※端に点くすみがあります(写真10)。
美品ですが中古品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。
●その他、注意事項:
残念ながら証紙類は付属しておりませんが、喜如嘉で製織されたものです。
お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。
【 #芭蕉布 】
喜如嘉の芭蕉布
文部科学大臣指定重要無形文化財(1974年4月20日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
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