竹竿入門用 正雲竹 作 竿正焼印 口巻 13尺7寸8本継 3本仕舞 修理品 ハヤ竿 真鮒竿 関東和竿 川口竿
この竿は未使用ですが、湿度管理に失敗して、口割れの修理をしています。
竿師による修理なので、実釣りに影響はありませ。見た目もわからないと思いますが、2番(元上)と5番(穂持ち下の下)が口割れ修理されています。
正雲竹 福原正吉 は、埼玉川口の竿師です。
川口竿
現在が初代で、創業は、昭和44年です。
正雲竹は、問屋名として、竿正 、菊水、でも製作をしておりましたが、埼玉県浦和に同じ 『竿正』名の竿師(浦和竿)が存在していた事もあり、『竿正』名での製作は短期間で終了しています。
今回の出品はその幻の竿正焼印の竿になります。
正雲竹の竿正焼印は行書体に対して、浦和竿の竿正は楷書体です。
全般的に軟調子の竿が多く、小物とのやり取りが楽しく出来る竿になっています。
私の好みの調子の竿です。
この竿は、穂先折れやチチワ交換なども無い、完全なオリジナルです。
正雲竹作の竿には、竿正の焼印の他に独特のマーク(竿継傷印=竿継マークー)があります。
出品の正雲竹作の竿の各部位には、
手元に竿正の焼印と竿継傷印 ー
穂先にも、竿継傷印 ー
が有ります。
出品写真で確認出来ます。
竿栓に焼印は有りませんがオリジナルです。
現在、玉口の変形、口割れは、ありません。
竿の反りも自然竹の範囲です。
竿師による修復以来、未使用品の為、良い状態を保っている竿です
竿柄:川口竿
竿の状態:購入以来未使用 実用可能です。
竿師:正雲竹作 竿正焼印 福原正吉 氏
竿種類: ハヤ竿、小物竿
脇名: なし
竿長:13尺7寸(約411cm)
仕舞寸法 : 63cm(竿栓20mm含む)
竿仕舞:口巻 8本継3本仕舞
握り:渋竹手元握り
穂先径: 最細部 : 0.6mm
最太部:2.4mm
手元径(握りの上部): 20.7mm
竿調子: 先調子
竿材:女竹、渋竹
穂先材: 削り穂 和竿目盛付き
重量: 171g 竿栓除く、本体
付属品: 合わせ竿袋 、オリジナル焼印無し竿栓、 ※掲載写真のみ。
マイナスポイント:2番と5番が口割れ修理痕、合わせ竿袋
平成の作品です。骨董品の為、細かな傷等はございます。
それでは、宜しくお願い致します。