加賀友禅 着物作家 毎田仁朗作
染め額 スタンドは別です
生地に描かれています
毎田仁郎は、加賀に生まれ、人間国宝・木村雨山に直接師事した加賀友禅の作家です。
緻密で繊細な仕事が評価された伝統工芸士であり、加賀友禅の高雅な色彩を表現し続けた作家です
「石川県立美術館の第一展示室には京焼の祖と、いわれる野々村仁清(にんせい)作の国宝「色絵雑香が」が常設展示されています。
私は美術館に行く度にその華麗な彩りと重厚な気品あふれる姿に感銘を受け、いつの日か染めの技法で表現したいものと常々思っていました。
香炉の立体感と凛とした風格の表現には特に苦心しました。
又バックには水辺に生える花菖蒲を敷物にみたて安定感を出してみました」
(毎田仁朗談)
作歴 明治39年7月1日生
大正/八年下村先鳳先生に就き、十三年間内来子友禅の師事を受ける
昭和七年独立自営その後、木村雨山先生に師事する
昭和四十一年日本伝統工芸展 初入選 以後入選十四回
昭和四十五年日本工芸会石川支部展にて友禅訪問着「爽風」奨励賞
(中略)
昭和五十三年 伝統工芸日本染織展審查員
石川県無形文化財加賀友禅技術保存会々員となる
昭和五十八年天皇陸下御来県の節の御椅子謹作
昭和五十九年伝統工芸日本染織展にて友禅訪問着「花の苑」
東京都教育委員会賞受賞
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