先代 孤舟 [旭匠] 6尺7寸 二継 段巻
先代 孤舟 [旭匠]落款印
6尺7寸 二継の短竿 うずら研ぎ出し握り・段巻です。
1988年頃から 家も近い事も有って
二代目孤舟 (羽田)さんの実家に竿の
勉強も兼ねて、良く遊びに行っていました。
2階が竿作りの工房になって居て
1階奥の和室に 先代孤舟さん(羽田鉄太郎 氏)の残された 遺品の 綺麗な竿が
数本・古い道具箱・小物も飾って有りました。
2年程経った時に二代目孤舟さんに
(どうしても自分手元に置きたくて)
お願いして 飾って有った中の竿を3本 を譲って頂きました。
この[旭匠]もその中の1竿です。
旭匠の落款の竿は 本数も少なく、当時は目にする事も殆ど無かったです。
この竿は1955〜1956?くらいに先代が何故か製作された。と二代目は話をされていました。
飾ってある時から袋は無くて、譲って貰った時に二代目が手書きして、私に渡して下さいました。
(多分 穂先を入れている竹筒も二代目が作られたかも?です)
勿論 私が譲ってもらってからは1度も
使う事すら無く、他の竹竿と同じ様に
並べて飾って居ました。
先代が使用したかどうかは今になっては知る事も出来ませんが。
もしかすると、先代の竿も細身だったので、掛け竿のつもりで作られたのかも知れ無いですね。
元径:約 8㎜です。
70年の歳月が経って、ロマンのある
1竿と私は思っています。(美品です)
私も68歳になり、竿を握らなくなり
15年以上になります。大切にして頂ける
先代孤舟のコレクターの方で、お目に止まれば、嬉しいです。
出来るだけの掲載写真は撮ったのですが(写真で判りづらいですが穂先の元にも
旭匠の印は捺してあります)
綺麗な竿ですが中古品ですので、ご理解の上
宜しくお願い致します。
(長々と説明 長文 お許しください)