80年代から90年代にかけてのハイクォリティーカセットテープ

＜SONY/HF-S/60分/ノーマル＞
＜SONY/HF-PRO/90分/ノーマル＞
＜SONY/UX/90分/ハイポジ＞×２
＜SONY/ＵX-ＰRO/90分/ハイポジ＞×２
＜SONY/STAMINA XⅡ/120分/ハイポジ＞
＜AXIA/K2/60分/ハイポジ＞
＜AXIA/K-METAL/60分/メタル＞
＜TDK/MA METAL/110分/メタル＞

＜状態＞
テープは無録音か一度録音（消去済）のものです。
かなり前の製品ですが劣化は大変少ないものです。
カセットケースに若干のひびがあるテープ（HF-PRO90）があります。

＜寸評＞
☆HF-S
HFの系譜らしい音質でややドライですが、フラットで質感もいいです。カセットデザインが一番いい頃のもので、カッコいいです。
☆HF-PRO
HFに加えて、骨格のしっかりした中低域が魅力です。やや硬質な音質傾向ですが、歯切れよく厚みのある表現は気持ちいいです。
☆UX
ソニーらしいシャキッとした音質です。ややドンシャリですが、不自然ではなくて気持ちいいです。歯切れの良さが魅力です。
☆UX-PRO
ソニーの優秀カセットの一つです。セラミックテープガイドの効果で、音の厚み・切れ・高域特性がかなり向上しています。特に締まった低域の表現は見事です。デジタル音源にも適応性が高く、音崩れしない性能を誇っています。
☆XⅡ
厚みのある中低域に少し華やかさがある高域のバランスがいいです。
陰影感もあり、アシッドジャズ系の音源と相性が良かった記憶があります。
☆K2
やや地味ですが、すべての帯域が充実していて、密度の高いサウンドが楽しめます。派手さは少ないですが、安心感のある音調です。
☆K-METAL
とても密度の高い、濃厚さと歯切れを兼ね備えた音調です。どんなソースにも対応できる優れた性能を感じます。
☆MA METAL
どちらかと言うと繊細な音調で、解像度高く、色付けの無いフラットな傾向です。アナログ的なフワッとした魅力があり、しなやかさが魅力です。

※寸評はあくまで個人の主観です