■ 商品 / 薄型 モンキーレンチ & 5/32 インチ L.P or H.P プラグ用 L型 Hexagonal Allen key 各1づつ
■ 概要
レギュレーター ( 2nd ステージ ) に連結された L.P ホース ( 中圧ホース ) を1st ステージ側の L.P ポートに取り付ける際、工具を用いて締め付けるナットは『 ANSI( アメリカ規格協会 )のインチ規格 』が採用されています。( 画像 1 )
ボルトやナットの締緩作業に用いる工具にはレンチやスパナがあり、アメリカ英語で『 wrench 』、イギリス英語では『 spanner 』の呼称で本質的には同じ工具のことを指しています。
日本では慣例的に先端部分が閉じた形状でナットの上側から填めるのがレンチ、先端がU字型に開口した形状でナットを挟み込むのがスパナと呼ばれています。( 画像 2 )
レギュレーターに連結した L.P ホースを1st ステージの L.P ポート ( 低圧用接続口 ) に取り付ける為にはスパナを用いなければ構造的に不可能です。
主要なダイビングギアメーカーがカタログに掲載している仕様項目にナットのサイズは 9/16" と表記され、ナット二面幅をミリ換算すると約 14mm ですが一般的なスパナは JIS 規格に準拠した14mm レンチを用いてインチ規格のナットを締緩する場合、僅少な隙間があるためレンチがガタつく状態でトルクを掛けると六角形ナットの角部分だけに負荷が掛り、レンチで角を潰す『 俗称:ナットを舐めてしまう 』過誤を繰り返しているとレンチでの締緩作業が不可能になります。
インチ規格のナット締緩作業には『 モンキーレンチ 』を推奨いたします。( 画像 3 )
その特長はナットを挟む口径部の幅をネジ式のウォームギヤを調整することで開口幅の最大値まで工具を交換することなく締緩作業に対応できます。
但し、一般的なモンキーレンチ ( 画像 3・4下側 ) は先端部が大きく、L.P ホースに装着されたホース・プロテクターをズラして締緩しても1st ステージ側にモンキーレンチ先端を誤って干渉させて傷が付き、1st ステージ表面に施されたメッキ加工が剥離して下地の真鍮が露出する損傷 ( ガリ傷 ) が懸念されます。
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