オリンパスPen EES-2カメラ(1968年、写真5)のDズイコー 30mm f2.8レンズをカメラから取り外し、SONY NEX-Eマウント用に改造したものです。
絞りはレンズ鏡胴のリングでf2.8〜22まで作動します(写真3)。赤印のオート(オート)は作動しません。ピントはレンズ鏡胴の人印の約1m〜山印のリングで無限♾️まで合います(写真3)。無限が合うように製作しています。
ペンライトで見ると、レンズはカビ、チリ、クモリ無く綺麗です。但し、50年前のカメラのレンズなので、僅かなホコリ等は経年使用からある程度は有ると思います。
レンズ後端はm42→NEX-Eマウントアダプターを利用していますが、接着固定しているため取り外し出来ません。レンズ先端部はオリンパス純正のフィルター枠(ガラスを取り外し)を接着固定していますが、これは付属の金属フードを取り外して使用する場合に、少しでもフード効果がある様にしたものです。
手持ちのSONY NEX 7に付け、カラーSTDとB&Wでf8、無補正で撮影した写真が最後にあります。レンズ描写の特徴を見るため、敢えて逆光で撮影しました。定評あるズイコーレンズですので、優等生のよい描写で同条件ですがモノクロでも同様です。昨今のシャープネス重視のレンズとは違い階調が豊かなのが特徴でしょうか。なお、フルサイズのSONY α7に付けると画面4隅がケラれますので、APSサイズでの使用が推奨され、その場合45mm f2.8標準レンズとして使用できるので重宝します。
なお、カメラ側は、絞り優先オート、シャッターレリーズ許可にセットして撮影しています。
レンズリヤーキャップと金属フードが付属します。なお、写真のカメラは付属しません。撮影用です。
NC, NRでお願いします。
我が家の防湿庫には1000本ものレンズが眠っています。遺品整理となる前に処分しています。手放す理由はプロフをご覧下さい。