40年前のぽっくり下駄です。祖母が購入してくれた物で、私が七五三で一度だけ履いた品になります。
着用による傷、スレ、内側に本畳の若干の浮きあり(写真アリ)、外側のダメージは少なく、着用の際も気にならない程度かと思います。
高級下駄の為かなり丁寧に作られており鼻緒の緩みはありません。何の問題もなく履かせられる品物です。状態も良い方だと思います。
心配な方はコメント戴ければ写真を追加させて頂きます。すぐに返答できるか分かりませんが、何か質問などあればコメントしていただけたらと思います。
サイズ 下駄の長さが16.5〜17㎝(畳部の凹凸できっちりとした寸法は出せませんでしたが、16.5〜17.0程ありますので、14〜16㎝のお子様にいいかと思います。)サイズにつきましては、個人でのご判断をお願い致します。
横幅 8㎝
高さ 6㎝
柄 松鶴、鶴亀、漆黒に金蒔絵
鼻緒 赤、ベロア素材の様な感じでサラサラしており、クッション性がある為、下駄特有の痛み軽減
ダメージ
・内側にスレ(内側同士がこすれて出来た傷)
・前がね 前の斜めになっている所にある金具にキズあり
・底部分
・前部分 所々キズ、小さい凹みアリ
・鼻緒部 若干の浮き 剥がれなし
本品について
・日本人憧れの「蒔絵」
ぽっくりには豪華な蒔絵が施されています。中でも【高蒔絵】という種類の物で、図柄が盛り上がって見えるのが特徴です。下地からしっかりと塗られた一品です。
・上質な畳表
ぽっくりに欠かせない物。それは畳表です。
上質な畳表を使う事で、見た目から違う履物に仕上がります
・幸運の末広がり
ぽっくりは台の上から下へと広がる末広がりの形をしています。
バランスがうまく取れないお子様でも転ばないよう、職人の細やかな配慮が見受けられます。
⭐︎ぽっくりとは、女の子(子供)や嫁入り前の女性が和装の晴れ着に合わせて履く履物です。その他にも、舞妓さん・半玉・花魁・太夫など「禿(かむろ)」の履物として、七五三のお祝い着に合わせる履物としても用いられています。
※花魁下駄(道中下駄)と混同されがちですが、これは別物です。
特徴
・分厚い楕円形の台底
・前緒に向かって「のめり」をつけた台
・底の中に鼻緒を用いて小さな鈴を下げる
・色漆を塗って蒔絵を施した台の側面
・畳表をつけて鋲打ちにした台の表(昔の場合)