こけしは造形の美しさに加え、清楚にして可憐な姿は、山村の自然に囲まれた素朴な心を表現した美しさがあり、産地の独特の形・模様を今日に受け継がれています。
特に東北地方から現在では全国に広がり、木工玩具から大人のコレクションへと変化してそうです。
この作並こけしは稲妻一郎の作品と思われる。底に銘があり61才と記してある。調べてみると大正4年生まれ、とすると、このこけしは1976年、昭和51年になる。
稲妻一郎はその頃から消息不明とあり、晩年の最後に近い作品と想像する。
母がガラスケースに飾ってあったこけしです。良く見るとぶつけたらしいキズがありますが。また享年による色さめもあります。しかし稲妻作品として価値があると思います。
写真をご覧いただき自筆銘をご確認ください。
サイズ 縦横高さ
高さ410x 顔径105x底径100
重さ 1.2kg