最終価格 希少 明治 有田焼 名窯 辻精磁社 辻勝蔵 染錦熨斗文 豆子付2客
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有田焼
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明治 有田焼 名窯 辻精磁社 辻勝蔵 染錦熨斗文 豆子付2客を出品します。

辻精磁社の名を聞いた事がある方は多いと思われます。本作品は明治時代に辻勝蔵によって制作されたと推測します、色絵熨斗文の豆皿になります。

有田を代表する「辻家」は1716年に三代辻喜右衛門より禁裏御用品を始めました。その後、1774年に朝廷より宮中御用品を直接納めることになります。

月日は流れ、明治8年(1875年)4月に辻勝蔵は深海墨之助、手塚亀之助、八代深川栄左衛門と4月10日に香蘭社を設立しました。これは日本最初の陶磁器製造会社です。社名の香蘭は心を1つにする君子の交わりに喩えられ、また西洋で磁土をカオリンと呼ぶことに音が似ている事で名付けられました。設立の要因は明治維新による海外輸出の機会拡大、1873年のウィーン万博への出品実績を経て、来る1876年フィラデルフィア万博への参加に向けて有志が結集した組織発足に至ります。
その後、香蘭社分離に合わせ、明治22年に精磁会社設立にかかわり移りますが、採算度外視した作品を制作しつつ、時代のタイミングに合わなかった大規模製陶機を導入したことで、経営困難になった精磁会社はなくなってしまいます。これが10年間程しか存在しなかった「幻の精磁会社」と呼ばれる所以です。精磁会社時代に制作されたものは数少なく希少性があります。精磁会社分離独立後は、明治36年に辻合名会社を設立、のち辻精磁会社として現在に在る名窯となります。

本作品は小皿ながら、辻勝蔵が制作したものとなります。
色絵による熨斗文で1客1客のデザインが基本をそのままにしても全く違うイメージを与えます。
小皿という小さな器に綿密な絵付をみても辻勝蔵の技術力の高さが表れています。
上品でありながら、色絵の発色も見事で、熨斗内の有識文様も素晴らしい出来栄えです。
染付部分の亀甲文様の濃の技術は数多の職人を超えたレベルです。赤濃に雲、立涌に菊と丁寧な作業と吉祥文様にも一切手抜きがみられません。

辻勝蔵は外国輸出品に携わる中、国内品にも注力した有田焼において5本の指に入る名工です。
銘に「辻製」と書かれていることより明治に制作されたことが分かります。

サイズは写真の通りです。

市場にも出ない名工の作品となります。希少ゆえ入手が難しい逸品です。

よろしくお願い致します。
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