定価 :約12,000~28,000円
サイズ:直径約27cm 、高さ約2cm
材質 :桂材、漆塗り
手頃な大きさのお盆は、おもてなしから普段使いまで
幅広くご使用いただけます。
茶托が3客乗せられます。
職人の手作業により伝統工芸品で、茶褐色の漆独特の質感、
長い年月を経てますます帯びるツヤと味わいをお楽しみ下さい。
※大きな傷や汚れは見当たりませんが、
中古品であることをご了承の上、ご購入下さいませ。
『鎌倉彫』は、鎌倉時代から現在まで引き継がれてきた漆塗りの工芸品で、その歴史は約700年になります。
12世紀より、源頼朝が鎌倉に幕府を開き、日本の中心となった鎌倉に集まってきた仏像彫刻師たちにより、寺院で使われる仏具や、香を 入れる器を漆塗りの工芸品で作ったことが起源とされており、『禅』の文化の影響を受け、彫りの繊細さと、沈んだ色調の美しさが特徴です。
明治時代になり、リゾート地となった鎌倉に集まった上流階級の人々が、工芸品としての『鎌倉彫』に関心を寄せ、次第に、茶道具をはじめ生活用品としての『鎌倉彫』が作られていくようになりました。美術骨董品的な価値を持つものもあり、高価な彫刻漆器として全国でも名高い工芸品とされています。
製作工程
半年以上かけて乾燥させた桂の木を、様々なかたちに加工。
加工した素地に、様々な彫刻を施します。
図案は草花などが主ですが、その他にも幾何学模様など多種にわたり、何十種類もの道具を使い、繊細な彫刻を仕上げます。
天然の漆を、下地、中塗り、上塗りの順に塗装し、仕上げにマコモというイネ科の植物の粉を蒔き、最後に艶出しの漆を塗装し、完成。
漆塗りの工程だけでも10~15工程になります。
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