大外刈りは体格の大きな人が使う技で、自分より小さい相手にしかかからないと一般的には思われている。だが、木村政彦は身長わずか169cmであったにもかかわらず、自分よりはるかに大きな相手を大外刈りで次々と倒した。木村政彦の大外刈りは、相手が自分より大きくても倒すことができる技であり、現在一般に使われている大外刈りとは大きく異なった技である。この作品では、木村政彦の一番弟子・岩釣兼生が、大外刈りをはじめ、師から受け継いだ技の数々を丁寧に紹介する。
大外刈り
身長が同等の場合
相手が長身の場合
組手が左変形の場合
一般的な大外刈りとの違い
大外刈りを効果的に掛けるタイミング
大外落とし
腕がらみ
帯取り返し
強化練習
特別対談
「木村政彦先生の思い出」
高橋久男×岩釣兼生