信楽焼信楽焼(しがらきやき)は、滋賀県甲賀市信楽町周辺で作られている陶磁器です。陶土に木節(きぶし)、実土(みづち)、蛙目(がいろめ)などの粘土や原料を合わせて練るため、コシがでて、肉厚な焼き物や大きな焼き物を造ることができます。
信楽焼の特徴は、粗めの土質を用いて耐火性が高いことです。焼成する工程によって、ピンクやほのかな赤色に発色し、赤褐色系統の火色(緋色)が生まれます。
信楽の白みある土に映える火色(緋色)は「窯あじ」と呼ばれるものです。温度や焚き方によって微妙に変化する窯あじによって、信楽ならではの温かい発色が付きます。その表面に「焦げ」や釉薬をつけるため、柔らかい表情の焼き物になります。「焦げ」とは、薪が窯で燃え尽きて積もった灰に埋まった焼き物の裾の部分が、黒褐色に発色することです。焦げは「灰かぶり」とも言われます。
茶陶器においては、信楽焼の焦げ部分のさびた趣きが珍重されています。他の産地では見られない、人の肌のような素朴な温もりや豊かな表情が垣間見えます。
サイズ 花瓶
高さ …約29cm
横幅 …約14cm
口径 …約8cm
霧箱
高さ …約33cm
横幅+奥行 …約15.5cm
実家から持ち帰ったもので、
長年保管してた物です。
共に、三彩作ですのです。
2点同時にお買い上げは、いかがですか? 運賃も安くなって合理的だと思います。 一期一会