土湯系中ノ沢伝統こけし 『たこ坊主』えじこ
サイズ:(約)高さ17×φ10×φ10cm
工人:斎藤徳寿
系統:土湯系
師匠:山本千里/岩本芳蔵
弟子:斎藤良寿
状態:箱なし / 本体のみ。
蓋裏に工人(会津徳寿六十一歳)の銘入り
備考:あくまでも中古品であることをご了承の上、ご購入をお願いいたします。写真確認の上、発送後の返品・交換は一切受け付けておりません。
大きく目を見開き、目の周りを赤くさせた『たこ坊主』という愛称で親しまれるちょっと風変わりな顔のえじここけし。首がクルクル回ります。
『たこ坊主』こけしは福島県の中丿沢温泉で生まれたこけしで、創始者は岩本善吉。
元は土湯系亜流とされてきましたが、現在は独立分離し、中丿沢こけしと分類されると言います。
本品は、斎藤徳寿工人61才の時の作品。
◎ 斎藤徳寿(さいとうとくじゅ:1926~2021)
大正15年1月25日、福島県耶麻郡西会津町登世島の商人宿・雑貨店経営斎藤茂、ふじ江の次男に生まれる。
昭和13年に耶麻郡尾野本小学校高等科を卒業した。
昭和16年に茨城県龍ヶ崎市の羽田精機に入り、軍需作業に従事した。1年後に身体を壊して帰郷した。
昭和41年、鈴木千里に師事して木地の修業を始めた。
昭和43年5月に中ノ沢の岩本芳蔵に弟子入りした。
この弟子入りは県の工業試験場デザイン課の日本画家長谷川恵一の勧めがあり、紹介状も書いてくれた事が契機となったという。
芳蔵について蛸坊主のこけしの指導を受け、以後そのこけし作りを続けた。
昭和54年には福島県観光みやげ品コンクールで優秀賞を受賞した。
徳寿はこけし製作においても、蛸坊主のグループの中で重要な位置を占めるが、岩本善吉についても詳しく追求しており、芳蔵からの聞き書き、既往の文献に加え、地域の関係者からの聞き取り検証なども行なっていた。
◎⤵︎以下検索語句
#伝統こけし
#たこ坊主
#郷土玩具
#土湯系
#工芸
#民芸
#たこ坊主
#荒川洋一
#中ノ沢系こけし
農民美術
民芸
民藝
木彫り
木彫
福缶
MUJI
木端人形
こっぱ人形
folktoy
木の花
荒川洋一
酒井正進
三瓶春男
渡辺長一郎
福地芳雄
本多洋
柿崎文雄
本多信夫
瀬谷重治