日本陸軍の冬用の飛行手袋です。
濃茶のスエード(裏革)仕様で袖口に風よけの灰色の兎毛が縫い付けられており毛皮の部分を折り返し使用する様です。
手首の部分に革製の調整紐が付いて絞れる後期タイプです。
手袋内側は毛糸編みの内張があります。
使用感のある品物ですが、比較的程度は良好です。
只、戦争後期の品物の為、革質がやや厚い様で、毛皮部分を折り返すのが少し、しずらいです。
右側兎毛の抜けが、散見されますが、折り返すとあまり目立ちません。
検印が見当たらず、製造年とサイズは確認出来ません。
以上の説明をご理解頂きまして、当品物の価値を認めて頂ける方のご購入をお待ち致します。