「メ3641 深川製磁 花瓶 壺 面取12花生」は、深川製磁(ふかがわせいじ)によって製作された陶磁器の花瓶で、「面取12花生」という特徴を持つ作品です。
サイズ
◽直径 約20㎝
◽高さ 約26㎝
◽口径 約11cm
1. 深川製磁について
佐賀県有田町にある日本の陶磁器メーカー。明治27年に同じ有田町にある香蘭社の深川栄左ヱ門の次男深川忠次により設立され、明治33年にはパリ万国博覧会に出品(自社の磁器)し最高名誉のメダーユドールを獲得。
2. 「面取12花生」
面取(めんとり)とは、花瓶の形状の一部に角度をつけて面を削る技法を指します。この技法によって、花瓶の外観に立体的でモダンな印象を与えることができます。
12花生(じゅうにかせい)とは、花瓶が12本の花を生けるために設計された形を意味します。つまり、花瓶の内部には花を支えるための工夫があり、複数の花をバランスよく生けることができるデザインになっています。花を生ける用途を強調した機能的なデザインです。
3. 形状とデザイン
「壺」という形状は、一般的に広口で丸みを帯びた部分が特徴的です。この花瓶も、やや上部が広がった形状で、花を生けやすいようになっています。
面取により、花瓶の側面にシャープで洗練された印象が加わり、シンプルでありながら高級感のあるデザインです。
4. 用途
主に高級なインテリアとして使用され、花を生けるだけでなく、芸術的な装飾品としても楽しむことができます。
花瓶としての機能性も兼ね備えており、12本の花を活けるためのデザインなので、特に華やかな花を複数生けるシーンに適しています。
5. 特徴的な美しさ
深川製磁の花瓶は、その精緻な絵柄や色使いが特徴的で、花瓶表面の装飾や釉薬の技法にも注目する価値があります。従来の日本の陶磁器の美しさを保ちながら、現代的なデザインや機能も取り入れているため、幅広い層の人々に好まれるアイテムです。
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