羽二重の白生地に日向紋の丸に角立四ツ目の家紋を五つ入れ、茶系の渋い色目に染めた色紋付です。
色目を説明するのは難しいのですが、ネットの伝統の色では、やや暗い黄褐色の昆布茶(こぶちゃ)や、やや黒ずんだ黄褐色の媚茶(こびちゃ)に近い色目です。
産地は推測ですが、新潟県の五泉羽二重のようです。
格式にうるさい日本の和装会では、黒五つ紋付き袴が、一番格式があるといい、袴は仙台平、それが無ければ縞袴が良いとか、決まりごとがあります。
色紋付と袴は、黒の羽二重の五つ紋付きと袴姿に比べると格が1つ下がるものになります。
黒紋付きと仙台平の袴は正礼装なのに対し、色紋付と袴は略礼装になっています。
それで、色紋付袴は披露宴のお色直しや披露パーティー、2次会などカジュアルな場所で着用されることが多いようです。
昨今ではクールジャパンと言って日本の民族衣装である呉服を始め。日本の伝統技術は見直され、とても人気があります。
京都の四条通りに出かけますと、自由に着物を楽しまれる外国の方が多く、とても嬉しいことです。
着物裏地は上半身を白と腰から下あたりを表地より少し明るい色目の羽二重を使用しています。
表裏とも正絹です。
寸法(単位cm)
身丈(背)133 裄64,5 袖巾32 袖丈50,5 後巾30 前巾24,5
小さめのサイズですが、袴下に如何でしょうか?
紋に少し黄ばみがあります。
右後ろに少し汚れがあります。(写真8~12枚目、10~12は上からの順です)
畳んだ時のシワが残っています。
羽二重は生地が固いので皺が残りやすく注意が必要ですね。
他にシミ汚れは無いようです。
シミ、汚れ等は出来る限りチェックしておりますが、見落としのある場合もございます。
ご理解の程、お願いいたします。
デジカメの画像です。スマホやパソコンによって、色の違いがでることがありますので、ご了承下さい。また、カメラの特性で違う色になることが多々ありますのでお断りしておきます。
撮影に使用しました袴(5300円)と同梱ですと7000円でOKです。
角帯代用のマジックベルトは今回の出品物ではありません。